当館は、明治12年(1879年)に、勝海舟が「習成館」と命名した歴史ある剣道場です。
今日の数え切れない諸問題の多くは人災によるものです。今こそ、「心の鍛錬、人間の心を作ること」が必要な時です。
勝海舟は、若い時に剣術と座禅で腹を練ったと言われています。自我執着心を捨て、無我になり、人の為、世の為に「求道精進する心」が大切なのではないでしょうか。当道場は、現代剣道、鞍馬流剣術を通して、剣の心を継承し、後世に伝えていくことが責務と考えております。私自身、剣も人間性も未熟でありますが、大勢の皆様のご指導、ご鞭撻を頂きながら、武士道を志す人間として精進してまいりたいと存じます。HP開設にあたり、「よっぽどのご縁」を大切に、一人でも多くの方に共感頂き、入門頂けましたら幸いです。
習成館 館長 柴田章雄